オレも君も新たなスタート

 

新年明けましておめでとうございます。

今年は三が日だけ しっかりダラダラして、4日からジョギングや筋トレをスタートしたのですが、5日の午後から発熱しまして(苦笑)。
・・・もはや正月に体調を崩すのが定番になってきています(笑)。

 

さて、先日は成人の日でしたね。
新成人の皆さま、おめでとうございます。

全国各地で成人式が始まる数時間前、前日の京都から大移動して 久しぶりの仙台の駅に降り立ちました。
目的は”女川町の成人式に出席すること”。

 

2011年の東日本大震災、その後 被災地で最初に復学したのが女川第一中学校でした。
その震災直後に入学してきた新1年生が卒業するまでの間・・・2年半ほどの中で、何度も女川にお邪魔し、一緒に給食を食べたり、音楽作品を作ったり、アーティストのコンサートツアーの裏方を務めたりしたのですが、そのときの生徒さんたちが 成人を迎えられたのです。

 

彼らと一緒に作った 『空』(作詞:Satomi・作曲:都志見 隆)という楽曲と、『羽よ、魂となれ。』(作詞:Satomi・作曲:岡本真夜)という2曲を収録したシングルは、なんと当時のオリコン・チャートでも上位に入ったのですが、『空』は その後の女川第一中学校で<青空プロジェクト>という生徒さん主導の活動が始まり、PTAの総会でもご父兄の方々が毎回歌ったり、校内や町の行事でも歌われ、震災後の女川の町で多くの方々に歌っていただいた楽曲になりました。

彼らが卒業する際には、卒業式のプログラムにも全くなかったにも関わらず、閉会宣言を遮って いきなり全員で歌い始め、ざわついた会場が 歌が進むにつれ静かになり、そして歌い終わった後には、会場が大きな拍手に包まれました。

 

 

その卒業式の後、Rくんという学校で1・2を争うくらいヤンチャだった生徒が オレのところに来て みんなの前で言いました。
「山元さん、オレらが成人するときに来てよ」と。

彼らの歌を録るとき、「一緒にこうやって作品を作るってことは、最低でも君らが成人するまで付き合うつもりでオレは作品を作ってる」と言っていたのですが、それをRくんは しっかり覚えていてくれたのです。
「おう!もちろんだよ。その時に一緒に酒が飲めるなら、オレが全員の酒代を払ってやるよ!」

・・・あとから「あ、卒業生って100人以上いるなぁ。。。大きく出すぎたかなぁ」と ちょっと後悔したのですが(笑)、その約束を胸に刻み、数年を過ごしていました。
もちろん、その間にも女川をはじめ石巻などに何度もお邪魔していたのですが、そのときの卒業生に会う機会はなく、今回会うのが実に5年ぶり。

 

成人式の朝、新調した着物や袴に着替えながら、Rくんは「山元さん、来るかなぁ・・・」とお母様に言ったそうです。
それを聞いたお母様は「うん、絶対に来るよ!」と仰ったと伺いました。

行きますとも!!(笑)

 

成人式_女川

 

成人式、そして実行委員会による式典、新成人だけで集まって初めて飲む二次会、先生方との三次会、と明け方まで続いた宴 すべてに参加させてもらいました。
色々書きたいのだけど、その1日の素敵な想い出は、文字にするには大きすぎて、オレの胸の中にしまっておこうと思います。

 

離れても遠くの青い空の下で元気に頑張る 女川町出身の新成人の皆さんにも届く作品が作っていけるよう、今年も頑張ります。